• 鍼治療は痛いですか?
あおかけ

髪の毛サイズの細い鍼(注射器の針の穴を通るほどの物)を使い、必要なツボへ必要な刺激をします。感受性に個人差がありますし、部位によっても敏感な部分とそうでもない部分とがありますので「痛くない」と断言できませんが、注射やトゲが刺さることと比較するならば、大いにして痛くないと言えます。

痛みのタイプは二つあります。
① 皮膚に刺さる際の『チクッ』
② コリに接触した際の『ズキッ』

上記の①は「あれ?刺したの?これくらいなら大丈夫。」と、よくよく言われます。多くの方が指に縫い針やトゲが刺さる痛さをイメージをされてるようですが、皮膚をピンッと突っ張ってから刺入するため、ご想像以上に大丈夫だったりします。
②は、凝り固まった筋肉へアプローチした際に生じます。鍼先が筋肉を包む筋膜に当たると、『ズキッ』とか『ズーン』という重だるさを感じます。(マッサージで言うと心地よい箇所に刺激がきた際の「あ~、そこそこ、それそれ!」と似ています。)これは鍼が悪い箇所に届いている証拠であり、治療においてはとても重要な現象です。重だるい鍼の響きは、筋膜とその筋膜に包まれている筋肉を弛緩させます。体験すると不思議な感じがすると思いますが、鍼治療の醍醐味でもある「痛気持ちいい」という感覚をお楽しみください。鍼が苦手という方は筋膜のそばまでしか刺さない様にして、響きを抑えることもできます。

初めて治療を受けようと考えている方は、遠慮なくご相談ください。


  • お灸はどれくらい熱いですか?
あおかけ

症状によりますが、通常、お灸は台座のついたものを使用します。鍼治療と同様に、患者さんの感受性や部位によって熱さの度合いは違います。また、同じ患者さんで同じ部位に施しても、体調や気候などで熱さを感じたり感じなかったりします。お灸は、熱を利用してもぐさの成分を浸透させたりつぼを刺激したりする治療法であるため、少々の熱さは感じますが、過剰な刺激はしませんので、ご安心ください。


  • 鍼と灸、なんで効くんですか?
あおかけ

鍼灸は皮膚・筋肉のツボを神経を刺激して、脳、脳幹、脊髄を介して効果を出しています。

詳細を書くとキリがないので、ザックリ概略3つでお伝えします。

✔ 体内麻薬を出させている(→脳下垂体などでモルヒネ様物質を産生し痛みを緩和)
✔ 血行促進させて症状平均値低減(→痛み物質をリンパに乗せ、尿や汗で体外へ排出)
✔ 【痛い部分をさすると楽になる】原理で疼痛緩和(→脊髄において反射性ブロック発生)

百聞は一見にしかずです。どうぞご体験くださいませ。


  • 一回の治療で治りますか?
あおかけ

症状の程度や経過期間によりますが、一回の治療で発症前の無症状には、なり難いです。ですが症状を快方へ変化させることが可能です。

以降、回を重ねるごとに症状の平均値が下がります。例えば年に2~3回ギックリ腰を発症していた方は年に1回もおこさなくなるなど。

治療間隔の目安は一週間に1~2回位にて軽~中程度症状の場合は計5回以内、中~重程度症状の場合は計10~15回以内を1クールとしています。


  • 自宅で受ける際の服装は?部屋は?準備しておくものがありますか?
あおかけ

治療中はタンクトップと短パンの様な服装で過ごして頂き、場所は寝る姿勢ができるならどこでも可能です。枕や掛けるタオルケット・毛布をご用意頂きたく思います。※症状や身体状態によっては長袖・長ズボン(袖や裾がまくれる寝間着等)も可能です。


  • 鍼灸治療を受けた日は、飲酒や入浴は避けた方が良いですか?
あおかけ

治療後30分以内は、軽い運動を行った後と同等の血流になると思ってください。持病をお持ちの方や、極端に疲れている場合は、疲労感や脱力感の程度や様子を見た方が良いです。そうでなければプールでもサウナ等も含めて日常の生活を送ってください。まれに、酔いが回りやすくなったり、のぼせやすくなったりする方もいらっしゃるので、基本は治療ごとに日頃の体調と比較して判断して頂きたいと思います。


  • 金属アレルギーがあります。鍼治療は受けられませんか?
あおかけ

アレルギーを起こしにくいステンレス製の鍼を使用しております。金属アレルギーをお持ちの方でも治療は可能です。


  • 鍼治療は「クセになる」と聞きましたが…。

あおかけ

人によっては気持ちが良いのでクセになるとも言えます。しかし残念ながら、ご自身の身体能力や環境(仕事や家庭)での症状完全改善が不可能で、継続した治療が必要なために「鍼治療が頼みの綱」という状態の人が多々見受けられます。胃が弱いので鎮痛剤服用を控えたくて代替医療として鍼灸治療を選ぶ人もいらっしゃいます。

例えば、乾燥肌なので保湿剤が必要だったり、視力低下のために眼鏡使用や膝関節痛のために膝サポーター着用と同様に、鍼灸が手放し難くなっている状態の方はクセになっていると言えるかもしれません。


  • 番外編 [過去の治療後リアル質問]
  • 治療するとラクになるんですが、鍼に痛み止めの薬を塗ってますか?
あおかけ

ない!ないですよ!痛み止めの薬を仕込んだと思って頂けるほどの効果を感じてもらえたのはとっても嬉しいです♪しかし、、、薬事法に違反するのでリアルにないです、はい。


  • 鍼治療のあと眠たくてフワ~っとするんだけどコレなぁに?
あおかけ

鍼治療をすると俗に言う “ 幸福ホルモン ” と呼ばれる脳内麻薬のエンドルフィンが増えます。ゆえに、鍼治療中や治療後はリラックスして心が落ち着き、ストレスも緩和してフワ~っとした状態になることがあります。

ちなみに脳内麻薬は不足すると抑うつ状態になるので、やる気スイッチが必要な際にも私を呼んでください。押す力になります。


  • 治療後って、視界がハッキリして、お水も美味しく感じるんだけど、やっぱり血流良くなったのかな?
あおかけ

はい、そうです。それだけ身体の隅々までよどみがあったでしょうし、滞っていたモノが流れて改善されたと言えますよ。


今後も追加していく予定です。
また、ご質問も随時受け付けておりますので
公式LINEよりお問い合わせください。